初節句の着物
初節句の着物レンタル料金3選
初節句やお宮参りといったイベントのための着物をレンタルした場合の料金がお得なベビー用品レンタルショップごとにまとめました(2021/8/13時点で在庫にあるものをピックアップ)。レンタルを検討しているママは、ぜひ参考にしてみてください。
ナイスベビー | 男子用 ¥9,900/3~7日間 女子用 ¥10,120/3~7日間 |
公式HPへ |
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ベビーランド | 男子用・女子用 ¥9,570/5日間 | 公式HPへ |
ホクソンベビー | 男子用・女子用 ¥5,000/2泊3日 | 公式HPへ |
レンタルと購入どちらがいいの?~初節句の着物編~
「初節句」とは、赤ちゃんが生まれて初めて「節句を」を迎えるとき、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんたちと一緒に、家族で祝い膳を囲み、赤ちゃんの成長と健康を祈る行事のこと。
「節句」は季節の変わり目ごとのお祝いを指し、男の子と女の子で祝う日が異なります。
赤ちゃんが男の子の場合は5月5日「端午の節句」に初節句が祝われ、女の子の場合は3月3日の「桃の節句」がお祝いの日となります。
「初節句」は一生に一度のことなので、赤ちゃんが着物を着て記念写真を撮るのが一般的。
その際の衣装はやはり和装が多く、男の子であれば武将をイメージした羽織袴・陣羽織、民話をモチーフにした金太郎や桃太郎など、勇ましい着物を着る傾向があります。
女の子だと、十二単のような着物のほか、華やかなドレスを着る場合も。現代では巫女の和装もあり、色合いは赤やピンクが人気です。
着物は基本的にレンタルで
初節句に赤ちゃんが着る着物はレンタルで充分。
着物を購入するとなると高額になりますし、一生に一度の記念となるための和装であればほかの日に着ることはまずありません。
赤ちゃんはあっという間に成長するので、1年前どころか半年前の着物も着られなくなるでしょう。一度きりしか着る機会のない衣装を購入するのにお金をかけるのは考え物。ご兄弟がいて、次も使う予定がある場合のみ、購入を考えるメリットがありそうです。
ひとりのための初節句なら、購入するよりもずっと低料金で良い着物をレンタルした方がお得。料金によっては、1着だけではなく、2着3着と衣装を替えて撮影も行える可能性があります。
初節句の着物のレンタルVSセル(購入)比較表
着物は素材やデザイン、価格もピンキリで、値段には大きな開きがあるもの。
ここではレンタルとセルとで、同じ形式の着物を比較しています。
レンタル | セル | |
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価格目安 | 男子用(袴) ¥9,900/3~7日間 女子用(十二単) ¥10,120/3~7日間 |
男子用(袴) ¥16,590 女子用(十二単) ¥29,150 |
メリット |
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デメリット |
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初節句の着物の選び方
古い行事がもととなっているイベントですが、初節句の着物にはこれといった明確な決まりはありません。そのためマナー違反を起こす心配もありませんが、男の子にも女の子にも、それぞれならわしに沿った主流の衣装が存在します。
男の子であれば縁起の良い宝物をちりばめた「宝尽くし」の柄、健康や長寿を祈る「亀甲」と呼ばれる亀の甲羅柄などがよく知られています。また「強くたくましく育って欲しい」という願いが込められた、兜や矢羽根、軍配、虎や鷹といった勇壮な絵柄も人気。
女の子の着物だと「松竹梅」や蘭・竹・菊・梅をあしらった「四君子」などの文様がよく見られ、かわいらしく華やかであるのと同時に、幸福や良縁を願った柄です。
日本の伝統ある着物ですが、この機会に柄の意味にも注目して選ぶのを楽しんでみてください。
赤ちゃんの着物は、着付けが簡単にできるよう工夫されている物も多く扱われているため、着付けに自信のない方は、着脱の容易な着物を選ぶのがおすすめです。
記念写真を撮る場合
初節句を祝う方のほとんどが、着物を着た赤ちゃんの記念写真を撮るのではないでしょうか。
その場合、赤ちゃんの体調を充分気にかけてあげることが大切です。写真スタジオで撮影する場合、照明やセットなどちょっとした環境の変化に体が慣れず、赤ちゃんが体調を崩してしまうこともあります。
また赤ちゃんだけでなく、家族全員で記念写真を撮ることもありますが、お母さんが着物を着る場合、着付けの前に授乳を済ませておきましょう。普段から着付けに慣れていないと、授乳の際に着物を汚したり、着崩してしまうことがあります。
ベビー用品のレンタルおすすめショップ3選
レンタルできる人気の初節句の着物
男の子用着物セット「牛若丸」
初節句[100日〜1才]
料金 | ¥16,500(税込)/3~7日 |
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平安時代を思わせる上品な若葉色の水干は牛若丸をイメージしたもの。生後100日から1歳ぐらいの男子用で、初節句などイベントに便利な着物セットです。上着はスナップボタン式、ズボンはウエスト部分がゴムのセパレートタイプなので着付けも簡単。
女の子用着物セット「十二単」
初節句 [100日〜1才]
料金 | ¥19,800(税込)/3~7日 |
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女の子の初節句となる雛祭りにぴったりの、かぐや姫のような十二単をイメージした着物セット。真ん中の大きなリボンがチャームポイントです。100日から1歳半くらいまでの女の子用で、丈が少し長く、裾を引きずって歩く姿もかわいらしく映るデザインです。
ところで、そもそも「節句」って何?
初節句にお祝い事をする風習があることは知られていますが、もともとはどういった意味合いがあったのでしょうか。意外に知られていない「節句」についてお話します。
男の子の場合「端午の節句」こどもの日
端午の節句のお祝いには、兜や五月人形、鯉のぼりなどを飾ることはよく知られています。ただ、「端午」が何かわからない…という方も多いのではないでしょうか。
端午の節句はもともと5月最初の午の日を祝っていたもので、語呂が似ている5月5日のこどもの日に入れ替わったと言われています。最初(端)の午の日だから、「端午」というわけです。
女の子の場合「桃の節句」雛祭り
赤ちゃんが女の子の場合は、3月3日が初節句にあたります。「桃の節句」と呼ばれるのは、この時期が桃の花の季節であること、桃には邪気を払う力が備わっているという言い伝えに由来しています。
その他の節句「五節句」
「節句」には、3月3日の桃の節句・5月5日の端午の節句を含め全部で5つあり、もとは「五節句」と呼ばれていました。1月7日は七草の節句、7月7日は七夕、そして9月9日は菊の節句。これらは江戸時代に祝日とされていた日で、さまざまな行事が行われ現代にまで繋がっています。