秋冬の赤ちゃん用肌着
どうすればいいの?秋冬の赤ちゃんの肌着
北風の吹き始める秋、そして雪の降る冬は、当然春夏とは違った服装が必要になります。
大人であれば厚着をしたり、暖房が暑いと感じたら上着を脱いだりして自分で調整できますが、赤ちゃんとなるとそうはいきません。
パパ・ママでも赤ちゃんが実際にどう感じているかはわからないため、赤ちゃんの特性を理解して体温調整を助けてあげる必要があります。
秋冬の赤ちゃんには肌着をどう着せるべき?
寒くなってくると、赤ちゃんが風邪をひいてしまわないようついつい厚着をさせたくなりますが、汗っかきな赤ちゃんの秋冬の肌着は、大人よりも1枚少ないくらいがちょうど良いもの。
特に暖房が入っているような室内では、必要以上に厚着させないよう気をつけましょう。
寒いときのお洋服の厚着を防ぐには、肌着の重ね着が赤ちゃんの体温調節には便利。肌着と肌着の間に空気の層ができるので、保温効果がアップします。
また授乳したあとや、睡眠に入ったときは体温が大きく変化しやすく、汗もかきやすくなるのですが、実はこの汗が風邪をひく原因になります。
汗が冷えて体温を奪うことのないよう、肌着の枚数を加減し体温を調整してあげましょう。
赤ちゃんの秋冬肌着の選び方
秋冬の肌着は重ね着が基本ですが、同じ肌着を何枚も重ねるのはちょっと窮屈そうなイメージがありますし、体全体を上手く包めないことも。
赤ちゃんの肌着には色々な種類があるので、秋冬はそれらを上手に組み合わせて、防寒対策をしましょう。
短肌着
短肌着の丈は、ちょうどお腹を覆うくらい。着物のように前で合わせて、紐やスナップボタンで留めるタイプで、オールシーズン活躍してくれる肌着です。
前で留めるスタイルであるため、赤ちゃんを寝かせたまま着替えさせられるのが便利。まだ首のすわっていない赤ちゃんも楽に着替えさせることができます。
ただし、はだけやすい作りをしているとも言えるので、成長とともに動きが活発になってきたらほかのタイプの肌着に変えましょう。
おおよそ生後3カ月から6カ月で短肌着は必要なくなります。
長肌着
短肌着と形状は似ていますが、裾が長く、紐やスナップボタンが2カ所以上ついています。足先まですっぽりと隠れ、短肌着の上に重ね着できることから秋冬に重宝する肌着です。
赤ちゃんが足をよく動かすようになるとはだけやすくなるため、生後3カ月から6カ月で必要なくなります。
コンビ肌着
前開きの形で、丈は短肌着と長肌着の中間ぐらいです。股部分の布が凹んでおり、スナップボタンを留めることでズボンのようになるという便利な特徴があります。
短肌着と長肌着とは違い、赤ちゃんが体を動かしてもはだけにくく、1~2か月ぐらいまで着用できます。秋冬は短肌着との重ね着も可能。
赤ちゃんがお座りできるようになる頃が、コンビ肌着の卒業時期です。
ロンパース
前開きタイプではなく、つなぎのように全身をすっぽりと包む作りになっています。股部分をスナップで留められるため、どんなに動いてもお腹がはだけたり服がずれたりしないほか、おむつ替えの際も便利。
生後1か月から2歳歳頃まで長く使えます。
まとめ
汗をかきやすい赤ちゃんの肌着は、なるべくたくさん用意したいもの。ただ短肌着や長肌着など、形式によってはごく短期間しか着られないものも。
また、赤ちゃんが成長するのはあっという間のため、すぐにサイズが合わなくなってしまいます。
ほかにも色々な物が入り用になる育児では、購入したほうが良い物、レンタルで充分な物を見極めて、楽しく賢く子育てしていきましょう。